「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは変化に対応できる生き物だ」
先日親戚のおばさんから久しぶりに電話があり、世間話をしながら、近況の報告のしあいをしました。(ほとんどおばさんの1人しゃべりでしたが)
私の実家は仕事をしながらの兼業農家で、ご先祖さまからの田畑を守りながら作物を作っています。母は野菜を作るのが大好きで農協に「今日は〇〇が〇〇円で売れた」と楽しんで野菜を作っています。
· ·おばさんの家も兼業農家で仕事をしながら田畑でお米や野菜を作っていますが、今年からもう辞めたと嬉しそうに話していました。「ずっと田んぼ作業が嫌いで、春になるのが苦痛で。でもご先祖様から受け継いできたものを辞める勇気もなくてね。」
いつも明るいおばさんが、“春が嫌い”とずっと思って過ごして来たなんて思いもしませんでした。田植えの機械が故障し新しく買うのに300万の費用が要るそうで、60代の私達が300万のお米を食べるには何歳までかかるか?と考えたら辞める決心がついたそうです。
今日の漢字はおばさんがやめたもの
こんにちは。
あんこ大好き主婦のあんこたちです。
今日の漢字はね〜
「お弁当持って田植えに行くよ。
1枚植えたらおべんとうね。
食べたらふたりでお昼寝して
午後からまた頑張ろう。」で
「田」の漢字が出来るよ
お弁当シリーズが続いていますが、
お弁当持って行きたいところはどこですか?
「田植え」と答えたそこのあなた、
私の実家のお手伝いをお願いします(なんちゃって)
音読み“デン”
訓読み“た”
嫁いでからずっと春が嫌だったおばさんは、今年から春を楽しめる変化の年のなると良いです。
冒頭文のダーウィンの言葉は政治家や経営者、学者の方々が好んで引用されています。私のブログでこの言葉を出すことはおこがましいとは思いますが、子供達がこれから歩んでゆく未来は、何があるか分かりません。
“今まではこうだった”からと直線の上を真っ直ぐ歩いていく未来は無いと思います。変化に対応できる知恵や行動力を小さな頃から少しずつ積み重ねていく事が必要です。
勉強方法も与えるのではなく、自分で考えて達成出来るようみちびく。
ただ暗記するのではなく、身体や、分かりやすい言葉やヒント(ダジャレ等)を使って覚える。漢字はあんこたちと一緒に(笑)
今まで歩んできた先に道が無くなった時、そこで立ち止まらず変化を恐れず、また違う道を進んで行ける柔軟性を養っていきましょう。
次は何の漢字かな〜